自社スタッフへの導入事例

株式会社ベネッセコーポレーション グローバル教育事業部 様

幼児から大人まで、幅広い教育サービスを展開されている株式会社ベネッセコーポレーションの中で、幼児・お子様向け英語教育サービスの開発・提供を行うのが、グローバル教育事業部様です。
「効き脳診断BRAIN」を継続的にご利用頂いておりますが、その活用法と導入効果について、同事業部 事業推進グループリーダー 山本祥子様にお話を伺いました。

(取材日2013年9月)

■ 対象者
グローバル教育事業部の約80名

■ 利用のシーン
期首に行う社内ワークショップ「チームメイク・ワーキング」

■ 目的
お互いの思考特性を認識した上で、チームの目標設定、役割の明確化に役立てる

■ 効果
・チームメンバー間で、お互いの結果を共有することで一気に「場が温まる」。
・お互いの強み/弱みを肯定的に受け止められるようになる。
・役割を明確にしやすく、チームとして定義した課題や目標を“自分ごと”として捉えやすくなる。

チームの課題や目標を“自分ごと”として捉える


── 毎年ご利用頂いていますが、どのような機会に「効き脳診断」をご活用されているのですか?

期首(4月)に部署全体のメンバーを集めた「チームメイク・ワーキング」というワークショップを行っています。そのワークショップの冒頭で、診断結果をお互いに見せあった上で、ワークに入っていきます。

「チームメイク・ワーキング」は、チームビルディングのためのワークショップで、新しいチームの課題や目標、目標達成のためのキーワードを決めるものですが、目標を自分たちの言葉で定めてチームワークを高め、よい形で期のスタートを切るためのものです。

── 結果を見せ合う皆さんの様子は、どのような感じですか?

ワイワイと盛り上がって、一気に「場が温まります」ね。

ワークショップの一週間ほど前に、効き脳診断の案内を各メンバーにメールで送るのですが、ほとんどのメンバーは直前に受けています。設問に回答したばかりなので、結果を見たいという気持ちが冷めないというのもあるのかもしれませんが、とにかくお互いの結果に興味津々です(笑)。

── 結果を共有した後には、どんな効果がありますか?

効き脳診断の結果を認識することで、お互いの強みの確認ができ、自分自身を含めて肯定的に捉えやすくなることです。その後、チームとしての課題や目標と向き合うのですが、肯定的に見られることが課題や目標を “自分ごと”として捉える一助となっています。

── その他、効き脳診断について、どんな感想をお持ちですか?

診断結果は、肯定的に受けとめていると思いますが、だからと言ってそれによって役割を決めつけるようなシビアな使い方はしていません。「先天3割:後天7割」ですし、あくまでも議論のキッカケと位置づけて、「重すぎず」「軽すぎず」のところが丁度よいですね。

担当の私が案内を送るのですが、メンバーがワークショップの直前に回答しても、すぐに結果が出せる使い勝手も便利です。

期首のワークショップ以外では、リーダー会議等の前にも、結果を再出力して確認することもありますが、日常的な活動の中では結果を使うということはありません。自分の効き脳が何タイプであったのか、強くて人にほめられたような部分などは、みんな覚えており、何かのキッカケでそれを思い出しているようです。
「管理画面」の使い勝手の良さと、重すぎない結果だからこそ、継続して利用できているのだと思います。

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